レアメタルとは、鉄・銅・亜鉛・アルミニウムなどの利用量の多いベースメタル以外の、産業に利用されている希少な金属のことを指します。当サイトでは様々なレアメタルをシンプルに説明しています。あなたの身の周りの物にもレアメタルが用いられているはずです。ご活用頂ければ幸いです。
- 今のところありません。
- 2008/11/10 「レアメタルを使わない小型モータを開発 日立製作所と日立産機システム」
- 2008/11/10 「レアメタル、回収よりリユース 「携帯電話」リサイクル」
レアメタルは一体どのような場面で使われるのでしょうか?
大きく分けて下記の3項目になります。
- 構造材
- 構造用材に使用されるレアメタルは、鉄や銅などのベースメタルに添加して合金を作ることに使われます。効果としては強度を増したり錆びにくくしたりします。
- 電子材料・磁性材料
- 一次電池、二次電池、燃料電池、永久磁石、磁気記録素子、磁気冷凍、磁歪材料、超伝導材料、半導体レーザー、発光ダイオードなどに使われます。
- 機能性材料
- CRTやプラズマディスプレイや蛍光灯などの蛍光体、光触媒・磁気光学媒体・EDレンズなどの光学ガラス、ニューセラミックスのガスセンサー、磁気ヘッド、切削工具の刃先、形状記憶合金などに利用されます。
一般的にレアメタルが希少な理由は下記になります。
- 採掘と精錬のコストが高い
- 金属の特性から製錬のコストが高い
- 地殻中の存在量が少ない
- 単体として抽出することが技術的に難しい
またレアメタルは用途が限られる為、特定の産業でしか使用されないことや、国家レベルで価格を抑制される等、世界での取引の量が拡大しないという点でも希少性を保ってきました。
- 中華人民共和国
- アフリカ諸国
- ロシア
- 南北アメリカ諸国
上位3カ国で50~90%の埋蔵量を占めています。将来は入手困難が予想されていて、これらの国の政策、経済情勢の安定を求めると共に、リサイクルの技術にも期待されている。
日本でのレアメタルの状況はどうなっているのか?
- 地下資源
- 亜鉛、鉛、バリウム、ビスマス、アンチモンを豊富に含む鉱床が存在します。しかし抽出に手間がかかる為、コスト的に採掘は行われていません。今後、レアメタルの価格高騰が続けば、技術的な開発に着手しなければならない。
- 海洋資源
- レアメタルの含有量が高いコバルトクラスとやマンガンノジュールが排他的経済水域内の熱水鉱床にあるので、開発が期待されています。
- 非鉄金属業界における日本
- 非鉄金属業界の企業群には日本の名前なし。日本の商社はレアメタルの輸入を行ってはいますが、非鉄金属業界での戦略的な意志と能力は持ってはいない。不足した国内のレアメタルを輸入する場合、中国やロシアなどの資源国の示す価格で輸入するしかない状況。
| リチウム | バナジウム | ガリウム | ジルコニウム | アンチモン |
| タンタル | ビスマス | ベリリウム | クロム | ゲルマニウム |
| ニオブ | テルル | タングステン | マンガン | セレン |
| モリブデン | セシウム | レニウム | コバルト | ルビジウム |
| パラジウム | バリウム | プラチナ | チタン | ニッケル |
| ストロンチウム | インジウム | ハフニウム | タリウム | / |
